ふる里の方言集
21世紀に残そうよ「おらが町の財産」    越後おけさのくに 出雲崎
  出雲崎人が3人寄ればすぐに出てくる、懐かしい【いずんざき弁】
 毎年開催される東京出雲崎定時総会は本当にもう、田舎に帰った以上に、いずんざき弁が飛び交い、時間の経つのも忘れるほど楽しいひと時です。
 まさにザイゴ弁まかり通る賑やかな時間です。
 戦後教育を受けた私達は「標準語は良く、方言は悪い」と云う教育が徹底された。高度成長期の人口移動やテレビ、ラジオの発達で強制されるまでもなく方言を使う場面が少なくなりましたが、その一方各地で方言の保護運動も展開されています。消滅する日本語方言保護に関し国の総合的研究が始まったと、平成12年5月23日付けの朝日新聞に掲載されています。

 タイミングよく東京出雲崎会の編集会議で出雲崎の方言を集めてみようとの提案があり、方言集を作成することになりました。 
 特に長老の多大なるご協力を得て、故人から生前に話し伝えられた方言や、幼い頃からしゃべくった方言を思い出して頂き、また出雲崎町史の民族文化財産編や諸先輩の残された書物を参考にして
「日常会話編」、「動物・植物呼び名編」、「魚介類の呼び名編」と分類してみました。

 是非、この方言集を故郷の懐かしさを思い出しながら目を通し、日常生活に、また東京出雲崎会総会・懇親会の時に、多いにしゃべくりまくって遊んで見ましょう。
日常会話編 あ〜お か〜こ さ〜そ た〜と な〜の は〜ほ ま〜ん
動物・植物呼び名編 あ〜こ さ〜ね の〜ん
魚介類の呼び名編 (魚介類)