古稀祝賀同級会「ねらの会」万歳! …被災地から馳せ参じた友と共に…
 関東甲信越の梅雨入りが報じられた翌日の平成23年5月28日(土)越後湯沢温泉の「松泉閣・花月」にて、ねらの会の「古稀同級会」が開催されました。
 3時半集合の予定にもかかわらず、昼を過ぎると次々と仲間の姿が現れ、ロビーや立札席の「ほたる庵」では、再会を喜びながら、挨拶や対話が始まり、いっぺんに同級会モード突入です。
  なかでも震災地から参加された斉藤(矢部)文栄さんと小田島(三神)佳子さんの二人がロビーに姿を見せた時には、一段と歓迎の声が館内を駆け巡りました。
 大変な苦労を体験され、心身ともにお疲れがと思いましたが、元気に明るく振舞われる姿に、私達が元気と勇気と活力を頂きました。また、加療中の長谷川(磯田)久美子さんが娘さんご夫妻の付き添いで出席。安藤宗太郎氏は病気で倒れ、記憶完全復帰のためのリハビリ中にも拘わらず、前野文次氏の車に同乗して参加してくださいました。
 尚、仕事の関係上、日帰り出席となった秋山(横関)孝氏、介護の時間をさいて顔を出して下さった橋本(小林)美千代さん。13年振りの出席となった小林実氏。他にも色々な状況の中でご出席下さった皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。
 
 「楽しい思い出は心の宝です」とは前号で紹介した細山(佐々木)喜代枝さんの言葉ですが、会うだけで元気を頂ける、竹馬の友は何物にも変えがたい最高の宝物です。『ねらの会万歳!』と叫び、これからも一回一回の出会いを大切にしてゆきたいと思います。

 受付を済ませてから各自の部屋に入り、温泉入浴を楽しむ等、開催までの時間を自由に過ごしました。
午後6時前に宴会場「待つ風」に集合。開会前に集合写真を撮り(写真上)。幹事の茂木輝昭氏の司会で霊山に旅立たれた同級生21名の方々に黙祷を捧げてから、宴会へと進みました。
 
八子政氏が大きな盃を抱えて乾杯の音頭をとった後、会食・宴会となりました。しかし自分の席で落ち着いて料理を味わう間もなくいつもの通り、料理にチョット手を付けたあとは、席を離れ各々の会話の輪が幾つも幾つも出来ました。

 開会から2時間後の午後8時、司会の茂木氏からカラオケタイムが宣言され、茂木氏に続いて石井茂夫氏が美声を披露。上杉正一氏や廣瀬吉弘氏など数名の方々が場を盛り上げるべく登場し楽しく進行しました。
 その後、古稀同級会の記念?になればとの幹事の思いから、全員に当たる「くじ引き」が行われました。景品は「マグ付ステンレスボトル」・「デジタル体脂肪計」・備長炭入りの「お箸」と「しゃもじ」等々沢山の景品です。中締めは遠藤氏の一本締めにてお開きとなり、二次会へと移ります。
 二次会会場の「ちどり」の間に40人以上のメンバー参加し、そこでも大いに盛り上がり午前0時ようやくお開きとなりました。
翌朝は台風の影響か雨模様、朝食終了後、自由解散となりました。本当にに有難う御座いました。
楽 し い 「時」 を 共 有 小田島佳子(三神)
 大震災の時、「ねらの会」の皆様からご心配やら沢山の励ましをいただき、うれしくありがたく心より御礼申し上げます。大震災でもっともっと大変な方々も大勢おりますが、あのライフラインの無い生活。水の大切さ、電気のありがたさ、一ヶ月の都市ガスなしの生活、ケイタイや電話など、困りました。
 それでもめげず古稀を寿ぐ素晴らしい「ねらの会」で皆様にお会い出来まして、楽しい「時」を共有することが出来ました。

 故郷の出雲崎時代の思い出も、辿ることも出来、本当に懐かしく活力や此れから先の希望などが、体の中に巣くっていた震災の後遺症を抜け出させてくれました。
 懐かしい楽しい記念すべき思い出の日として消えることなく心の片隅に残ることでしょう。尽きることの無い楽しい想いを抱き、感謝の気持いっぱいで帰途に着きました。

 まだ先の遠いことのように思えますが、次回の「ねらの会」の喜寿の集いへと、老体を愛のムチで、体力や脚腰を鍛えようかと考えております。
 再会を願い、それまでにも皆様にお目にかかれたら、どんなに嬉しいことでしょう。皆様のご無事・息災を心よりお祈りいたします..