移ろい行く季節にその身を委ね 遥かに聞こえる潮騒や松籟にも心を寄せる
そこに一編の詩が生まれ育まれる。
自然を愛で自然に溶け込む 素朴で暖かい詩の数々!
心の安らぎがそこにあり 馥郁とした香りが辺りに漂う
大漁旗 七〇周年 祝う春
(津山忠夫)
虫の音が 静けさを増す 旅の宿
(細木慎司)
ほろ酔や 見上げる星と 後の月
(金子照枝)
古稀迎え なほ華やかに 帰えり花
(松本登美子)
荒波に もまれ迎えし 古稀の春
(岡田 齊)