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本名・斉藤房太郎 大正14年新潟県出雲崎町尼瀬にて生まれる
13歳より漁業を習う。現在も磯見漁師として現役で沿岸での漁を続けている
超結社の句会「出雲崎渚会」会員。 「藍生」会員。 |
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●発刊にあたり
凡太さんは「藍生15周年特別記念号」に参加、次の短文を寄せられています。(平成17年11月刊)
私は河童である。13歳より漁業に従事して、戦時中も海軍兵である。
妻と死別して暇つぶしに始めた俳句を、地元「渚」句会に於いて黒田先生に教諭され、数年が過ぎた。
河童の私には、俳句は大事な浮き輪である。河童は水を離れては生きられない。俳句という浮き輪につかまりながら、世の荒波を命の限り全力で泳いで行きたいと思っているので、よろしくお願いします。
大正14年、新潟県生まれ、13歳より漁業従事。
昭和18年海軍特別志願兵。特別攻撃隊員。21年復員。
現在漁業従事中。
思い出す 亡妻の旧姓 遠花火 斉藤凡太
花を待つ 追伸多き 戦友(とも)の文 斉藤凡太
今回、凡太さんに句集をまとめ、出版することをお薦めしたのは私です。86歳現役漁師の句集はめったにないと思います。選者として、この十数年間、身体を張って海上で仕事をされる漁業者の毎週の投句作品に私は励まされました。
菊地信義さん、石井隆司さん、鈴木忍さん、深津健司さん等多数の皆さんからご協力いただきました。
平成24年4月8日 仏生会 まどかな月を眺めながら 黒田 杏子
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●感謝のことば
まさか自分の句集が出来るなどとは思っても見ませんでした。
出雲崎「渚会」の皆さんに、お仲間に入れていただかなければ、俳句を詠むことは出来ませんでした。
渚会の皆さんに感謝申し上げます。 黒田杏子先生ありがとうございました。
句集を作って下さったすべての皆さんにお礼申し上げます。
平成24年4月 斉藤凡太 |
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●B6判・143頁 (送料込み 1冊 2,800円)
●お問い合わせ、お申し込みは下記へ……
〒949-4352 新潟県三島郡出雲崎町字大門141―7 電話・FAX (0258)78―2932
磯 部 友 記 雄 (越後出雲崎渚会)
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