移ろい行く季節にその身を委ね 遥かに聞こえる潮騒や松籟にも心を寄せる
そこに一編の詩が生まれ育まれる。
自然を愛で自然に溶け込む 素朴で暖かい詩の数々! 
心の安らぎがそこにあり 馥郁とした香りが辺りに漂う



稲穂見て 遠い故郷の 我想う
(白倉  誠)
 船泊まり 一陣の風 春疾風
(津山 忠夫)
若葉萌え 心浮き立つ 朝の顔
(細木 慎司)
遠き日の ふる里偲ぶ 雪時雨
    (岡田 齊)  
 
鮭と酒 提げ来し兄貴 訪ねけり 
(松本 登美子)

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●平成24年度