創立70周年 記念会報(PDF)
東京出雲崎会 創立70周年によせて
                      出雲崎町 町長 小林則幸
謹んで新年のお喜びを申し上げます。
   年頭にあたり皆様のご健勝とご多幸を心からお祈りいたします。
 さて、東京出雲崎会が創立されて今年で70周年を迎えられますことを心よりお祝い申し上げます。
 70年前、戦前の社会情勢厳しい中で、この会を結成され、以来、会の拡大・充実を図り今日の歴史と伝統ある会へと発展されました会員皆様のご努力に対しまして、心から敬意を表します。
 故郷出雲崎でも、平成16年7月の集中豪雨災害、同年10月に発生した中越大震災、平成19年7月に甚大な被害を出した中越沖地震と災害発生のたびに故郷を想う皆様にご心配や温かいご支援を頂き、復旧・復興に向けてお力添えを頂きました。そして町では、このことを十分に受け止めながら、全力を傾注し、更なる安全安心な町づくりを進めてまいりました。
 今後も貴会が故郷出雲崎と重要な情報の掛け橋として、益々大きな役割を担うものと考えておりますので、会員の皆様には、これからも強力な応援者として、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。そして、この会が創立70周年を契機として、故郷を同じくする人々の心に更なる安らぎを与えると共に、今後も会員の親睦と友愛を深め、相互の福利増進を図る魅力ある会となりますことを、心より御祈念申し上げます。
 一方で、東京出雲崎会の組織の充実と拡大に尽力されてきた内藤久吉会長が、任期途中の昨年9月27日に逝去されましたことは、誠に悲しく残念なことでありました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。 最後になりましたが、東京出雲崎会の更なるご発展と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げ、創立70周年のお祝いの言葉といたします。

東京出雲崎会 創立70周年を祝して
                     出雲崎町 町議会議長 中野勝正
 東京出雲崎会創立70周年おめでとうございます。
会員の皆様方におかれましては、様々な分野で、ご活躍のことと、心からお慶び申し上げます。
 東京出雲崎会のあゆみ設立の起因など、聞かせていただいた中で、昭和32年、出雲崎と西越の町村合併に伴い新生「東京出雲崎会」として、誕生されたとのこと等を知ることが出来ました。これは偏に、ふる里、出雲崎への思いをはせた先人のご尽力により、現在に至っているものと思います。
 又、日頃から出雲崎町に対しまして、東京出雲崎会の皆様から、温かいご協力や、ご支援をいただいていることに対し心より感謝申し上げます。
 私ども出雲崎町議会も行政と一緒になって、二元代表制のなかで、議会として常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ね、住民の悩みと要望等の声を汲み取りながら、町民全体の福祉向上と地域社会の活力ある発展を目指して全力で取り組んでいる所でございます。
 今後とも、出雲崎町ならびに町議会に対しまして、一層のご支援ご協力をお願いいたします。
最後になりますが、東京出雲崎会の会員の皆様方の繁栄を心から祈念し、挨拶とさせていただきます。本当におめでとうございます。

   希望漲る新年と創立70周年おめでとう! 
                      東京新潟県人会 会長 平  辰
 はじめに、昨年急逝された第十三代会長、内藤久吉様に心から黙祷を捧げます。
 そして平成24年の新たなスタートに当たり皆さんと共に故郷の更なる発展振興に貢献することを誓い合いたいと思います。
 県人会・郷人会の活動が世間から高く評価されるのは、活動の代償を他に求めないという精神にあると思います。 このような実直かつ清廉な団体がほかに在るでしょうか。
 昨年11月、東京新潟県人会は新潟日報社「第六十四回文化賞」の社会部門・団体として受賞させていただきました。
 受賞理由は「会の100年にわたる歴史の偉大さと今後の活動に期待して」ということでした。受賞の栄誉は、例えば一昨年9月の「新潟県人会大交流祭」の成功が各県人会・郷人会の尽力の賜物であったことを思えば、皆さん全体が等しく享受すべきもので、県人会活動がこのような評価を受けたことを、ともに喜び合いたいと思います。
 東京出雲崎会も今年70周年をお迎えになりますが、これから10年、20年と年輪を重ねる中で、会の更なる発展と故郷への貢献のためお互い手を携え、創意工夫して参ろうではありませんか。
 改めて貴会の創立70周年を心よりお祝い申し上げ、会員皆様のご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。