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雪の降る夜に
●作詞/作曲・編曲/歌:小林 信介
 雪が静かに降り出す 道端に僕は一人
 この掌に落ちては消える 白い花を見ていた

 夕暮れの街伸びた影が 孤独の色を映すから
 不意に心に浮かぶのは あの君の横顔

 悲しみを胸にして震える君の肩を ただ強く抱きしめていれたらよかった
 あの時二人に訪れた別れの意味を 今も探し続けている

 何時かに見た日の夢を 置き忘れて時は行く
 君と二人夜空に誓った 約束も果たせぬまま

 徒に過ぎた遠い季節が 渇いた心を揺らすのに
 頬に触れたその温もりが まだ手の中にある

 強がって少しだけ笑って見せた君に
 サヨナラの言葉さえ言えずにいたけど
 ただ白く白染め降り継ぐ雪の中の あの瞳忘れられない