喜寿の会の思い出
 去る六月十日私達昭和二十八年中学卒業生は、「一二美会喜寿の祝い」を出雲崎たまきやさんにて行ないました。

 私達は、幾多の困難・逆境を超えてきた同級生は百八十名おり、現在把握してるだけで、三十六名の物故者がおります。
 平成十九年古稀の集いに出雲崎町羽黒町一区慈観寺様にて二十五名の法要を行い、出席者の厄払いをして戴きました。
 一般に卒業年度が古くなるにつけて出席する方々も少なくなりますが、心の中では時折古里をなつかしみ、杖をついても少年・少女時代を思い出して、三十八名の皆さんが出席して下さいました。

 当日出雲崎は大雨注意報が出ておりましたが、私達の行いが良かったせいか、夜になるまで雨が降りません。
 祝賀会は午後二時幹事長の佐藤茂さんの挨拶と本間治さんの乾杯の音頭で始まりました。
 だんだんテンションが上がり賑やかになって来た所で、一二美会のスター外山美智子さんのマジックショウが始まりました。 外山さんは、学校や施設等でマジックのボランティアをして、活躍しておられ腕もたいしたものです。
 六時頃に一次会をしめ、二次会に移り更に賑やかになってきました。 今まで見たことがない芸人などが登場し笑いの連続でした。
 また互いに過ぎし日の思い出や現況など尽きない話に花を咲かせ、九時頃に御開きになりました。

 三次会は各部屋と言う事ですが、女性の皆さんの体力の凄さに男性軍はとても叶いません。 朝の二時頃まで三次会をやったそうです。 にもかかわらず早朝から海岸を散歩したり、お土産品を買ったりしているではありませんか。

 結びとして
 この多難な人生の幾山河をこえ七十八十と生きぬいたことは、すばらしい事だと存じます。

 どうぞこれからも皆々様お体を大切にご活躍のほど祈り上げます。

                                  平成二十六年六月二十三日
                                  出雲崎町羽黒町 一二美会 高島 藤男